死亡後株やFXはどうなるのか?
相続人確定後、名義書き換えをする
被相続人が自分名義の株式を持っている場合は、株式口座を開いている証券会 社に対して死亡の報告をします。
死亡届が受理された直後から、株式の売買はできなくなります。
信用取引をしてい た場合は、証券会社が死亡の連絡を受けた時点で反対取引を行って解約となります。 相続人が複数いる場合は、遺産分割協議などによって、誰がどの株式を相続するかを決め、相続人が確定したら、株式の名義人を相続人に書き換える手続きをします。
相続手続きを経て、名義書き換えがすんだ時点ではじめて、相続人は株式を売買したり、配当や株主優待を受けることができることになります。
某ネット証券の相続手続きのケース
某ネット証券の場合、サポートセンター に連絡して死亡したことを伝えると、すぐに相続に関する書類が送られてくるようです。
そ れに必要事項を記入し、必要書類を添付して返送するというのを、基本的に2回行う ことで、ほとんどの場合、3週間ほどで手続きが完了します。これらはすべて郵送で 行うことができます。
FXで信用取引をしていた場合
人気のある投資にFX(外国為替証拠金取引)があります。
亡くなられた方がFXをしていたら、株式の場合と同様、まずは死亡の連絡をします。
連絡があった時点でFXの口座は凍結され、取引は出来なくなります。
もし取引を行っている最中であれば株の信用取引同様、すぐに反対売買が行われます。
FXの怖いところは、レバレッジがきいて、預け入れたお金の何十倍もの取引が可能なところです。
だからこそ儲ける時は大きいのですが、損失がでた時も大きいのです。
ある日突然の悲報で取引最中に死亡し、大きく損を出してしまうこともないとは言い切れません。
相続放棄も検討しないといけないような事例もありますので早めの行動が必要になってきます。
ネット取引では郵便物がこないこともあるのでしっかりと調べましょう。
相続コンテンツ一覧
- 生命保険を使った相続税対策
- 愛人、内縁の妻に財産を相続させたい!やっぱり本妻に財産を取られる?
- 相続についてのお尋ねが届いたら
- 遺言書のトラブルについて
- 相続人が未成年の場合はどうすればいいの?
- 相続時精算課税制度のメリットデメリット
- 相続の際にも使える!不動産売却の際に使える3,000万円控除
- 知っておきたい生前贈与の種類
- 〜知って得する!相続税の仕組み〜【養子にすると節税になる?】
- 遺産分割調停の仕組みと実際について
- 受取人を変えるだけで節税に?!「相続税と生命保険の関係について」
- お墓、仏壇を購入すると節税になる?!
- 知っておきたい新制度 ”法定相続証明情報制度” とは?
- 相続財産の整理ってどうすればいいの?
- これだけは知っておきたい!!相続がおこった時のマメ知識
- 遺言書の活用~メリット・デメリット~
- 隠れたリスクがいっぱい。相続した不動産を空き家にしておく危険性
- 『気付いた時にはもう遅い?相続の準備でやっておくべき事』
- 【音信不通】連絡を取ったことがない相続人がいる場合
- 【遺産の放棄はできる?】相続放棄についてまとめました。
- 【遺産相続】相続財産評価、現預金以外の評価について
- 相続税の申告と納付について
- 相続関連手続きスケジュール
- 相続人と相続分の関係
- 今からできる相続対策!生前贈与の活用法
- 子なし家庭が注意すべき相続の注意点6点
- 子供が結婚、家の面倒見てやるか・・親から子への住宅取得等資金贈与のポイント5つ
- 不動産を相続した時にするべき4つの手続き
- お得な生前贈与をフル活用して節税する
- 相続税申告の税理士報酬はいくらくらいかかる?【相場】
相続の相談なら、相続カフェ
お電話でもお気軽に御相談ください!
06-6940-6319
【予約制】平日 11:00-18:00 / 時間外・土日対応可能
